メトロポリス
「メトロポリスを破壊する怪獣」などのように使う「メトロポリス」という言葉。
英語では、「metropolis」と表記します。
「メトロポリス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「メトロポリス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
メトロポリスの意味
「メトロポリス」には次の意味があります。
・首都。首府。また、大都市。(出典:デジタル大辞泉)
言い換えると、「メトロポリス」は「規模の大きい主要都市」を指します。日本で言えば、東京が「メトロポリス」に当てはまります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・さらには長春を「満洲国が誕生した場合のメトロポリス」とすべく、城外にとてつもなくでかい西欧風の新市街の建設に着手させ、これを「新京国都計画」と称した。
(出典:小堺昭三『男の切れ味(中)』)
・それが、じっさい十五世紀の眼抜きの場所はこうであったに相違ないと思われるほど、クエイントな商店街の形式をそなえているんだから、十五世紀のメトロポリス!
(出典:谷譲次『踊る地平線』)
・遂にかの冥府の海底に壮大なメトロポリスが現れた。
(出典:ラヴクラフト・ハワード・フィリップス『狂気の山脈にて』)
・東京がカーボン・メトロポリスと呼ばれる所以だ。
(出典:池上永一『シャングリ・ラ 上』)
・青年はメトロポリス・シック、つまり首都病というものにかかりやすい。
(出典:星新一『明治・父・アメリカ』)
類語
・首府(しゅふ)
意味:その国の中央政府の所在地。首都。国都。みやこ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・国都(こくと)
意味:国の首府。首都。みやこ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・首都(しゅと)
意味:一国の統治機関が置かれている都市。首府。国都。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・大都市(だいとし)
意味:人口が多く、商工業・経済・文化・政治などの中心となる都市。(出典:デジタル大辞泉)
・メトロポリタン
意味:都会的であること。また、都会人。(出典:デジタル大辞泉)