ミレニアム
「ミレニアム世代」などのように使う「ミレニアム」という言葉。
英語では「millennium」と表記します。
「ミレニアム」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ミレニアム」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ミレニアムの意味
「ミレニアム」には次の意味があります。
・西暦で、一〇〇〇年を一単位とした期間。一〇〇〇年間。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
「ミレニアム」はキリスト教で「キリストが再臨してこの世を統治する一〇〇〇年間」を意味する言葉ですが、一般的には「一〇〇〇年を一単位とした期間」という意味で使うことが多いです。
具体的な使い方・例文や類語については下記の通り。
使い方・例文
・そんな文章を綴つづる瞬間をもとめてミレニアムの年に中東世界をめざした。
(出典:古川日出男『アラビアの夜の種族3』)
・たぶんミレニアム辺りから時間感覚が消滅しょうめつしてた模様もよう。
(出典:ろくごまるに『封仙娘娘追宝録9 刃を砕く復讐者(下)』)
・研究一筋の人間でも、ミレニアムぐらいは自国で迎えたいのかなと思ったが、そうではなかった。
(出典:東野圭吾『幻夜』)
類語
・千年紀(せんねんき)
意味: 西暦で、およそキリスト誕生の年から千年を一期として、以後千年ずつ区切って数える時代区画の称。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・千年(せんねん)
意味:一年の千倍。千の年。また転じて、ながい年月。永遠の年。千歳(ちとせ)。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
・千年王国(せんねんおうこく)
意味:キリスト教で、再臨したキリストが一千年間統治する理想・至福の王国。(出典:)
・千年王国説(せんねんおうこくせつ)
意味:近い将来キリストが地上に再臨し、よみがえった聖徒とともに千年王国が実現し、その後、終末の審判が行われるという信仰。(出典:デジタル大辞泉)