マネーロンダリング
「マネーロンダリングを行う」などのように使う「マネーロンダリング」という言葉。
英語では「money laundering」と表記します。
「マネーロンダリング」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「マネーロンダリング」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
マネーロンダリングの意味
「マネーロンダリング」には次の意味があります。
・不正取引で得た資金や企業の隠し資金を、金融機関との取引や口座間を移動させることによって資金の出所や流れを分からなくすること。（出典：デジタル大辞泉）
日本語では「資金洗浄」と訳されます。
不正に得た資金の出所をわからなくし、正当な資金のように見せることを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・裏で何をやっている?手頃なところで、マネーロンダリングか?それとも、犯罪シンジケートの隠し口座か?
（出典：佐竹一彦『警視庁公安部』）
・ヤバいのはマネーロンダリングの札束洗浄係。
（出典：鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第15巻』）
・マネーロンダリングはお手のものだ。
（出典：早見裕司『メイド刑事1』）
・マネーロンダリングという目的がね。この国はまだ、その点でも幼児に等しい。
（出典：藤原伊織『テロリストのパラソル』）
類語
・資金洗浄（しきんせんじょう）
意味：不正取引で得た資金や企業の隠し資金を、金融機関との取引や口座間を移動させることによって資金の出所や流れを分からなくすること。（出典：デジタル大辞泉）
・証拠隠滅（しょうこいんめつ）
意味：証拠となるものを、すっかり隠したりなくしてしまったりすること。（出典：四字熟語を知る辞典）
・偽装（ぎそう）
意味：ある事実をおおい隠すために、他の物事・状況をよそおうこと。（出典：デジタル大辞泉）
・カムフラージュ
意味：表面をとりつくろって、人の目をごまかすこと。（出典：デジタル大辞泉）
