マニュアル
「マニュアルを読む」などのように使う「マニュアル」という言葉。
「マニュアル」は、英語で「manual」と読みます。
「マニュアル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「マニュアル」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
マニュアルの意味
「マニュアル」には次の意味があります。
・機械・道具・アプリケーションなどの使用説明書。取扱説明書。手引き書。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言えば、ものの使い方や仕事のやり方などをまとめた説明書のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・簡単なようだが、たまに取り付け位置がマニュアルの図と違うことがある。
(出典:ロバート・アスプリン,P・J・ヘック『銀河おさわがせマネー』)
・質問はマニュアルでもあるのかと思わせるほど事務的で、機械的だった。
(出典:花村萬月『ブルース』)
・一応、客がいないときにやるべきことは、マニュアルに規定されていた。
(出典:貴志祐介『青の炎』)
・心の動揺を表には出さず、紅香に対してもマニュアル通りに対応する。
(出典:片山憲太郎『紅 第01巻』)
・とりあえず誰にでもすぐできるよう、マニュアルを作ることにしました。
(出典:麻生佳花『尼は笑う』)
類語
・見本(みほん)
意味: 商品などの品質や効用などを示すため、生産された全体から抜き出された一部の商品など。(出典:大辞林 第三版)
・手引き(てびき)
意味:初心者を教え導くこと。手ほどき。また、そのための書物など。(出典:大辞林 第三版)
・ガイドブック
意味:手引書。また、旅行などの案内書。(出典:デジタル大辞泉)
・要覧(ようらん)
意味:統計図表などを用い、要点をまとめて、見やすくした文書。(出典:デジタル大辞泉)
・必携(ひっけい)
意味:便利な案内書。手引書。ハンドブック。(出典:デジタル大辞泉)