マニアック
「マニアックな知識」などのように使う「マニアック」という言葉。
英語では「maniac」と表記します。
「マニアック」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「マニアック」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
マニアックの意味
「マニアック」には次の意味があります。
・物事に徹底して熱中しているさま。また、非常に凝っているさま。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
大抵の人が見過ごす細かいところにまで、興味関心の目を配り、それらに対し喜びを感じている状態、とも言えるでしょう。
ゆえにその喜びは、共有できる人が限定されます。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・自然と僕が一人でぺらぺらとマニアックな話を続けてしまうことになる。
(出典:相沢沙呼『午前零時のサンドリヨン』)
・マニアックというのはひとつの方向なり傾向なりに固執する人のことでしょ?
(出典:村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 2』)
・アメリカでマニアックに支持されている人気グループなんですってね。
(出典:姫野カオルコ『終業式』)
・マニアックといっていいほどのクルマ好きもプロ野球の世界には少なくない。
(出典:山際淳司『エンドレス・サマー』)
・私の趣味ってそんなにマニアックなのだろうか。
(出典:柴門ふみ『とっても、愛ブーム』)
類語
・マイナー
意味:あまり知られていないさま。有名でないさま。(出典:デジタル大辞泉)
・ユニーク
意味:他に類を見ないさま。独特なさま。(出典:デジタル大辞泉)
・サブカルチャー
意味:社会の正統的、伝統的な文化に対し、その社会に属するある特定の集団だけがもつ独特の文化。(出典:デジタル大辞泉)
・アブノーマル
意味:異常なさま。病的。(出典:デジタル大辞泉)
・ヘビーユーザー
意味:大量消費者。消費社会において、特定の商品を最も多量に購買・利用する年齢層・世代・人種などをさす。(出典:デジタル大辞泉)