ポータブル
「ポータブルプレーヤー」などのように使う「ポータブル」という言葉。
英語では「portable」と表記します。
「ポータブル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ポータブル」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ポータブルの意味
「ポータブル」には次の意味があります。
・持ち運びのできる大きさ・重さであること。また、そのものや、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言えば「携帯用」という意味です。
「ポータブル○○」と他の言葉にくっつけて使うことも多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・いまのラジオはポータブルでコンパクトになっています。
(出典:赤瀬川原平『少年とオブジェ』)
・かすかな音をたててポータブルのテープレコーダーが回転していた。
(出典:大藪春彦『血の罠(v1.0)』)
・前にポータブルの蓄音機があって、音楽はそこから聞えているのでした。
(出典:安部公房『壁』)
・目の前のテーブルには、一台のポータブルラジオが置かれてあった。
(出典:森村誠一『人間の証明』)
・ホテルを出る時からポータブルCDをイヤホンで聞いている。
(出典:野沢尚『龍時(リュウジ)2―3』)
・リア・シートにポータブル・タイプライターを積んだ車を見つけた。
(出典:ジョージ・O・スミス『ブレーン・マシーン』)
・小さなテーブルがあり、ポータブル・テレビが置いてあった。
(出典:梅原克文『カムナビ(下)』)
・ポータブル・コンピューターなどをバック・パックに収めた。
(出典:大藪春彦『非情の女豹』)