ポテンシャル
「ポテンシャルが高い」などのように使う「ポテンシャル」という言葉。
英語では「potential」と表記します。
「ポテンシャル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ポテンシャル」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ポテンシャルの意味
「ポテンシャル」には次の意味があります。
・潜在的な力。可能性としての力。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言えば「潜在能力」という意味です。
「潜在能力」とは「内に秘めた力」のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・どうやら俺はあの人のポテンシャルをまだまだみくびっていたらしい。
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密(全16巻) 乃木坂春香の秘密 1』)
・政治体制の持つポテンシャルに眼を向けた時には一概に国力の差とはいえまい。
(出典:富野由悠季『機動戦士ガンダムⅢ』)
・それにしても、まさか美春までもがここまでのポテンシャルを有するとは。
(出典:井上堅二『バカとテストと召喚獣 04』)
・早い話が、ここでイツキのポテンシャルパワーが発揮されたのである。
(出典:谷川流『涼宮ハルヒの動揺』)
・それぞれのいちばんポテンシャルの低いエロス的安堵の状態を求めて。
(出典:吉本隆明『悲劇の解読』)
類語
・潜在能力(せんざいのうりょく)
意味:表面には表れず内にひそんで存在すること。(出典:デジタル大辞泉)
・可能性(かのうせい)
意味:物事が実現できる見込み。(出典:デジタル大辞泉)
・必然性(ひつぜんせい)
意味:必ずそうなると決まっていて、それ以外にはありえないという要素・性質。(出典:デジタル大辞泉)
・偶然性(ぐうぜんせい)
意味:期しないことが起こる要素・性質。(出典:デジタル大辞泉)
・長所(ちょうしょ)
意味:性質や性能などで、すぐれているところ。(出典:デジタル大辞泉)