ペナルティ
「ペナルティを課される」などのように使う「ペナルティ」という言葉。
英語では「penalty」と表記します。
「ペナルティ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ペナルティ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ペナルティの意味
「ペナルティ」には次の意味があります。
・反則行為に対する罰則のこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
スポーツの試合中などでも反則行為があるとペナルティが発生します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そのことによって自分に課せられるペナルティを心配しているだけだ。拉致された彼女がどういう気持ちでいるか、少しでも考えていたか?
(出典:鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 1』)
・一から育て直した方がいいくらい厳きびしいペナルティがあるんだ。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!短編集8 悩んでられない八方塞がり?』)
・契約を取れない社員には、給料が支払われないというペナルティがある。
(出典:東野圭吾『殺人の門』)
・しかもそこで何を要求するのかと思いきや、ふがいない自分へのペナルティだ。
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第5巻』)
・一分後、ケイティがスリザリンのキーパーを破ってペナルティを決めた。
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 3 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』)
類語
・懲戒(ちょうかい)
意味:不正または不当な行為に対して制裁を加えるなどして、こらしめること。(出典:デジタル大辞泉)
・懲罰(ちょうばつ)
意味:組織の内部規律を乱した者に対して行う制裁。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
・誅罰(ちゅうばつ)
意味:罪を責めて罰を加えること。処罰すること。(出典:デジタル大辞泉)
・罰金(ばっきん)
意味:刑法の規定する主刑の一。犯罪の処罰として科せられる金銭。(出典:デジタル大辞泉)
・刑戮(けいりく)
意味:刑罰に処すること(出典:デジタル大辞泉)