プロバイダー
「プロバイダーと契約する。」などのように使う「プロバイダー」という言葉。
英語では「provider」と表記します。
「プロバイダー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「プロバイダー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
プロバイダーの意味
「プロバイダー」には次の意味があります。
・インターネットに接続するためのサーバーや回線などを提供する業者。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「プロバイダー」をわかりやすく言えば、「インターネットにつなげる接続業者」という意味です。
私たちはプロバイダーと契約することで、インターネットに接続するための手続きを代わりにしてもらいます。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
プロバイダーの使い方・例文
・現地プロバイダーを探して契約、というのは数日しかいないところではきついし。
(出典:井上トシユキ,神宮前.org『2ちゃんねる宣言 挑発するメディア』)
・コンピューターを買ったばかりの私は、インターネットのプロバイダー元でもあるその店と契約したはいいのだが、接続の仕方や使い方がよくわからない。
(出典:坂東眞砂子『13のエロチカ』)
・通常プロバイダーは使用者の詳細を教えることはないが、犯罪にかかわっているとなれば話は別。
(出典:楡周平『マリア・プロジェクト』)
・インターネット接続のためのプロバイダー契約をすれば、それだけで二千円は取られるからだ。
(出典:松永真理『iモード事件』)
・プロバイダーに支払う金を節約しているため、自前ではネットに接続できない。
(出典:貴志祐介『硝子のハンマー』)
類語
・ISP(あいえすぴー)
意味:インターネット・サービス・プロバイダーの略称。(出典:パソコンで困ったときに開く本)
・中継(ちゅうけい)
意味:二者の間に立って取り次ぐこと。(出典:デジタル大辞泉)
・通信事業者(つうしんじぎょうしゃ)
意味:固定電話や携帯電話などの通信サービスを提供する事業者。(出典:日本大百科全書)