プチ
「プチ整形」などのように使う「プチ」という言葉。
フランス語では「petit」と表記します。
「プチ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「プチ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
プチの意味
「プチ」には次の意味があります。
・多く複合語の形で用い、小さい、小型の、小規模な、などの意を表す。(出典:デジタル大辞泉)
「プチ(petit)」はフランス語で「小さい」を意味する言葉です。
カタカナ語としては「プチ○○」と他の言葉にくっつけて使うことが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・ひとくち酒まんとプチ・カステラを食べた。
(出典:山口瞳『草競馬流浪記』)
・思わず思考がプチ停止状態になっちまってた。
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密(全16巻) 乃木坂春香の秘密 10』)
・日々のプチ妄想はネタに生かされ、妄想で食えているところもある。
(出典:ヒロシ『ヒロシです。2』)
・頭はいいがギャルゲー好きのプチ変人らしい。
(出典:喬林知『今日からマ王 第13巻 「これがマのつく第一歩! 」』)
・深刻なのは、この何十年間か、日本中の人がプチ名古屋人化していることだ。
(出典:高橋孝輝『値段が語る、僕たちの昭和史』)
・彼女はプチ・パンを二つもとめ、娘がさげている小さな籠にいれた。
(出典:ルブラン/野内良三訳『ルパンの告白』)
・その様子では、乃梨子ちゃんのプチ嫉妬に気づいていないな。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 29 薔薇の花かんむり』)
・子どもたちにサインを求められるほどのプチ有名人になっている。
(出典:石田衣良『下北サンデーズ』)