フレキシブル
「フレキシブルな働き方」などのように使う「フレキシブル」という言葉。
英語では「flexible」と表記します。
「フレキシブル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「フレキシブル」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
フレキシブルの意味
「フレキシブル」には次の意味があります。
・しなやかなさま。柔軟なさま。また、融通のきくさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「フレキシブル」とは、「壊すことなく簡単に曲げることが可能なさま」や「変更された状況にも簡単に自分の態度を変えられるさま」を意味します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・意外と友達として、フレキシブルに言うことを聞いてくれるかもしれないよ?
(出典:西尾維新『物語シリーズ 14 暦物語』)
・何百年も生きていると感性はかえってフレキシブルになるらしい。
(出典:柴村仁『我が家のお稲荷さま第1巻』)
・それは、フレキシブルかつダイナミックに変化していくプロセスであるはずなのです。ところが人間には、国境線を、絶対的な「規則」として確定したいという欲望が存在します。
(出典:茂木健一郎『「脳」整理法』)
・そんな生活のなかで、幹部と隊員も常時フレキシブルに対応できる生活態度と有事対応能力が育成されるかどうかは、かなり問題なのである。
(出典:富野由悠季『オーラバトラー戦記 6 軟着陸』)
・それに、設備配管についても、フレキシブルでなければならない箇所が限定されて、非常に有利です。
(出典:森博嗣『G 5 λに歯がない』)
類語
・柔軟性(じゅうなんせい)
意味:その場に応じた適切な判断ができること。さまざまな状況に対応できること。(出典:デジタル大辞泉)
・融通が利く(ゆうづうがきく)
意味:臨機応変にうまく処理できる。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・しなやか
意味:弾力があってよくしなうさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)