ビハインド
「1点ビハインドの場面」などのように使う「ビハインド」という言葉。
英語では「behind」と表記します。
「ビハインド」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ビハインド」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ビハインドの意味
「ビハインド」には次の意味があります。
・後ろにあること。また、試合などで負けていること。(出典:デジタル大辞泉)
「ビハインド」は、スポーツの分野でよく使われる言葉で、「巨人が1点ビハインド」で「巨人が1点負けている」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・しかし、5点のビハインドはチームにとってかなりの重荷である。
(出典:山際淳司『スローカーブを、もう一球』)
・このビハインドを挽回すべく、ユキは秘策でもって打って出ることにした。(出典:谷川流『涼宮ハルヒの動揺』)
・今はまだ、七点ビハインドで迎えた八回の表だ。
(出典:丈月城『カンピオーネ! 03 はじまりの物語』)
・俺たちは十点ビハインドで、残りは三分切ってた。
(出典:上遠野浩平『ぼくらは虚空に夜を視る』)
・味方は三点ビハインドを負っているが二死満塁になる。
(出典:赤瀬川隼『人は道草を食って生きる』)
類語
・後手(ごて)
意味:他に先を越されること。(出典:デジタル大辞泉)
・下塵(かじん)
意味:下や後ろにいて、上や前からのちりを浴びること。人の下に立つこと。(出典:デジタル大辞泉)
・追い上げる(おいあげる)
意味:先行するものを追って間隔を縮める。(出典:大辞林 第三版)
・後塵(こうじん)
意味: おくれをとること。見劣りがすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・追掛ける(おいかける)
意味:先に行くものに追いつこうとして、あとから追う。(出典:デジタル大辞泉)