パラダイムシフト
「パラダイムシフトが起きる」などのように使う「パラダイムシフト」という言葉。
英語では「paradigm shift」と表記します。
「パラダイムシフト」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「パラダイムシフト」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
パラダイムシフトの意味
「パラダイムシフト」には次の意味があります。
・ある時代・集団を支配する考え方が、非連続的・劇的に変化すること。（出典：デジタル大辞泉）
「パラダイム（paradigm）」は「ある時代や集団に支配的な考え方」、「シフト（shift）」は「変化する」という意味を持つ言葉です。
「パラダイムシフト」とは、その時代に常識的な考えが、劇的に変化して、様変わりすることなどを指します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・経済の枠組みを変えるパラダイムシフトにたまたま青春が重なっただけだと凪子はあまり過去を語りたがらない。
（出典：池上永一『シャングリ・ラ 下』）
・私とあなたが組めばパラダイムシフトを起こせます。
（出典：池上永一『シャングリ・ラ 下』）
・コロナ後の世界はパラダイムシフトを迎えるだろう。
・歴史上に登場する賢者たちはパラダイムシフトを恐れてはいけないと伝えている。
類語
・コペルニクス的転回（こぺるにくすてきてんかい）
意味：発想法を根本的に変えることによって、物事の新しい局面が切り開かれることをいう。（出典：デジタル大辞泉）
・革命（かくめい）
意味：物事が急激に発展・変革すること。（出典：デジタル大辞泉）
・転換（てんかん）
意味：別のものに変えること、特に、傾向・方針などを、違った方向に変えること。また、別のものに変わること。（出典：デジタル大辞泉）
・ブレイクスルー
意味：困難や障害を突破すること。また、その突破口。（出典：デジタル大辞泉）
・イノベーション
意味：新機軸。革新。（出典：デジタル大辞泉）
