ノンフィクション
「ノンフィクション作品」などのように使う「ノンフィクション」という言葉。
英語では「non-fiction」と表記します。
「ノンフィクション」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「ノンフィクション」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ノンフィクションの意味
「ノンフィクション」には次の意味があります。
・虚構を用いず事実に即して作られた作品。（出典：デジタル大辞泉）
言い換えて言うと、非創作読み物、物語です。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・わたしも小さい頃ノンフィクションの冒険小説で読んだ覚えがある。
（出典：深沢美潮『フォーチュン・クエスト 第4巻 ようこそ!呪われた城へ』）
・ノンフィクションというのは、もともと事実を書くものじゃないんですか?
（出典：西村京太郎『寝台急行「天の川」殺人事件』）
・ノンフィクション的なものも手がけはじめた、ということなのだろうか。
（出典：星新一『きまぐれ体験紀行』）
・にわ君は固有名詞でノンフィクションに生きていると信じたいのだが。
（出典：入間人間『電波女と青春男 第6巻』）
・そのときのことを、僕はいま、ノンフィクションの紀行文に書いていた。
（出典：喜多嶋隆『砂にかいたラヴ・レター』）
・ノンフィクションのプロのライターとしては、やっていけないだろう。
（出典：富田倫生『本の未来』）
・私についていえば、父の人生をノンフィクション的に小説に書いている。
（出典：星新一『きまぐれ遊歩道』）
・お前の素敵なノンフィクションなんて、きっとこの場に最高じゃあないか?
（出典：滝本竜彦『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』）
