ノウハウ
「仕事のノウハウ」などのように使う「ノウハウ」という言葉。
「ノウハウ」は英語で「know-how」と表記します。
「ノウハウ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ノウハウ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ノウハウの意味
「ノウハウ」には次の意味があります。
・ ある専門的な技術やその蓄積のこと。(出典:デジタル大辞泉)
特に、競争上の有力な手段となり得る情報や技術などを指すこともあります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・トヨタの生産方式と工場運営のノウハウを得ることが出来る。
(出典:佐藤正明『トヨタ・GM 巨人たちの握手』)
・過去に積み上げてきたデータもノウハウも全部、無駄だったことになる。
(出典:梅原克文『カムナビ(上)』)
・だがそこまでの資金やノウハウといったものは、友彦たちにはなかった。
(出典:東野圭吾『白夜行』)
・テレビでも、脳についての情報やノウハウを扱う番組が増えています。
(出典:茂木健一郎『「脳」整理法』)
・コンピュータも経営のノウハウも、すべて会社が提供するというのだ。
(出典:黒沼克史『援助交際』)
類語
・スキル
意味:手腕。技量。また、訓練によって得られる、特殊な技能や技術。(出典:デジタル大辞泉)
・ハウツー
意味:やり方。方法。特に、実用的な方面での方法や技術。(出典:デジタル大辞泉)
・ナレッジ
意味:企業などの組織にとって有益な知識・経験・事例・ノウハウなど付加価値のある情報。(出典:デジタル大辞泉)
・技能(ぎのう)
意味:あることを行うための技術的な能力。うでまえ。(出典:デジタル大辞泉)
・技術(ぎじゅつ)
意味:物事を取り扱ったり処理したりする際の方法や手段。また、それを行うわざ。(出典:デジタル大辞泉)