ナーバス
「ナーバスになる」などのように使う「ナーバス」という言葉。
英語では、「nervous」と表記します。
「ナーバス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ナーバス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ナーバスの意味
「ナーバス」には次の意味があります。
・神経質なさま。神経過敏なさま。(出典:デジタル大辞泉)
神経が高ぶり、細かいことまで気になる様子を言います。
ナーバスは「緊張」と訳されることも多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ナーバスになってしまっている僕は、簡単に寝つけないのだ。周囲が気になる。
(出典:江川卓『たかが江川されど江川』)
・客から怒鳴りつけられたわけでもないのに、どうしてこれほどナーバスになっているのだろう。
(出典:貴志祐介『黒い家』)
・家内や子供たちがナーバスになるから、できたら、放っておきたいが。
(出典:高杉良『呪縛 金融腐蝕列島II(下)』)
・さっきまでのナーバスな正史は、どこへ行ってしまったのだろう。
(出典:田中康夫『スキップみたい、恋みたい』)
・ことにジャイアンツとの試合になると、かれはナーバスになった。
(出典:山際淳司『男たちのゲームセット』)
類語
・神経質(しんけいしつ)
意味:外界からの刺激や環境の変化、身体の変調に対し過敏に反応を起こしやすい素質。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・過敏(かびん)
意味:刺激に対して過度に敏感なこと。(出典:デジタル大辞泉)
・気難しい(きむずかしい)
意味:我が強かったり神経質であったりして扱いにくい。(出典:デジタル大辞泉)
・ノイローゼ
意味:神経症ともいう。(出典:栄養・生化学辞典)
・デリケート
意味:感受性が強く、繊細なさま。(出典:デジタル大辞泉)