ナード
「ナードな人」などのように使う「ナード」という言葉。
英語では「nerd」と表記します。
「ナード」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ナード」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ナードの意味
「ナード」には次の意味があります。
・あることに熱中しており、あまり社交的でない人。(出典:デジタル大辞泉)
当初はコンピューターやインターネットに詳しい人を指すスラングでしたが、現在では知識に長けた人、オタクを表す言葉として広義的に使われます。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それにこの範疇は外にナードな小娘の話にこれ以上ついていくのも難解そうだと、ぼくは会話をそこでとりやめた。
(出典:西尾維新『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』)
・口はほとんど閉じたままにして、下唇だけを下品に突きだし、いかにも軽蔑的に「ナード」とやる。
(出典:青山南『ピーターとペーターの狭間で』)
・スパイごっこの好きなナードの姿が目に浮かびます。
(出典:石田衣良『アキハバラ@DEEP』)
・ギークもナードもオタクの仲間である。
・ナードな天才はどの時代にもいる。
類語
・愛好(あいこう)
意味:その事が好きで楽しむこと。(出典:デジタル大辞泉)
・ファン
意味:スポーツや芸能、また選手・チーム・芸能人などの、熱心な支持者や愛好者。ひいき。(出典:デジタル大辞泉)
・マニア
意味:ある物事に熱中している人。(出典:デジタル大辞泉)
・オタク
意味:ある事に過度に熱中し、詳しい知識をもっていること。また、そのような人。(出典:デジタル大辞泉)
・信者(しんじゃ)
意味:ある人物に傾倒して、その言説・思想などを熱心に信奉する人。(出典:デジタル大辞泉)