デバッグ
「プログラムのデバッグ」などのように使う「デバッグ」という言葉。
英語では「debug」と表記します。
「デバッグ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「デバッグ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
デバッグの意味
「デバッグ」には次の意味があります。
・《虫を除去する意》コンピューターのプログラムを検査し、その誤り(バグ)を訂正すること。(出典:デジタル大辞泉)
デバックと表記することもあります。また、デバッガはバグを修正するソフトウエアのことです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・実際に翻訳プログラムを書いていくコーディングと、プログラム上のミスをつぶしていくデバッグの作業が八月の半ばまで。
(出典:富田倫生 『パソコン創世記』)
・二、三時間作業をすると、デバッグ作業とやらにも多少は慣れてきた。
(出典:伏見つかさ 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第5巻』)
・端末のデバッグが終了したと思ったら、今度はネットワークのほうでバグが見つかったのだ。
(出典:松永真理 『iモード事件』)
・しかし、新データーのデバッグは容易な事ではなく、また時間の余裕も設備も無かった。
(出典:高橋昌也 『ガンダム・センチネル』)
・プログラムの誤りを修正するデバッグという作業は、肉体にも精神にも大変な負担がかかるのだ。
(出典:桜坂洋 『よくわかる現代魔法 第1巻』)
・鈴音と五十里は完成済み大道具の作動テストを行っていて、今日のデバッグ作業は達也一人で行うことになっている。
(出典:佐島勤 『魔法科高校の劣等生 6 横浜騒乱編 <上>』)
・コンピュータの虫取り《デバッグ》にいってきます。
(出典:神林長平 『戦闘妖精・雪風(改)』)
・デバッグのために泊まりこんだ日も何日もあったし、ほとんど連日残業だった。
(出典:友野詳,高井信,山本弘 『妖魔夜行 鳩は夜に飛ぶ』)