テイクオフ
「飛行機がテイクオフする」などのように使う「テイクオフ」という言葉。
英語では「Take Off」と表記します。
「テイクオフ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「テイクオフ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
テイクオフの意味
「テイクオフ」には次の意味があります。
・離陸すること。機体の進路を保持しながら駆け足で加速し、安定した滑空に入ることを言う。(出典:パラグライダー用語辞典について)
「飛行機がテイクオフする」で「飛行機が離陸する」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・エンジンユニットの力を借りなくとも充分にテイクオフできる。
(出典:森村誠一『棟居刑事の憤怒』)
・「テイクオフ」と美由紀は無線に告げた。
(出典:松岡圭祐『千里眼の水晶体』)
・文句なしのテイクオフ。
(出典:森絵都『DIVE!! 下』)
・まっ白なサーフボードにテイクオフのときのように乗り、波の頂上から空中へ飛び、見えなくなりました。
(出典:片岡義男『波乗りの島』)
・集中力を欠いたテイクオフには勢いがなく、高さも距離も不十分だった。
(出典:森絵都『DIVE!! 下』)
類語
・リフトオフ
意味:ロケットや航空機の離昇。自力で飛行可能な状態になること。(出典:デジタル大辞泉)
・離陸(りりく)
意味:航空機などが陸地を離れて飛び立つこと。(出典:デジタル大辞泉)
・離昇(りしょう)
意味:航空機が離陸して空中に浮揚しはじめること。(出典:デジタル大辞泉)
・飛翔(ひしょう)
意味:空高く飛びめぐること。(出典:デジタル大辞泉)
・浮揚(ふよう)
意味:浮かびあがること。また、浮かびあがらせること。(出典:デジタル大辞泉)