チープ
「チープ」などのように使う「チープ」という言葉。
英語では「cheap」と表記します。
「チープ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「チープ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
チープの意味
「チープ」には次の意味があります。
・安いこと。安っぽいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
「チープ(cheap)」はもともと「安い」や「安価」という意味の言葉ですが、カタカナ語として使う場合は「安っぽい」という否定的な意味合いが強いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そうかといって、あまりにもチープなものは、私の指に似合わないって感じ。
(出典:林真理子『美女入門 PART3』)
・頭の後ろで両手を組んでチープなポーズを作った。
(出典:飛鳥部勝則『バベル消滅』)
・フリントホイールつきのチープな百円ライターの炎の噴出口のカバー部分がない。
(出典:日明恩『埋み火』)
・チープな少女漫画的観念の純粋物質です。
(出典:嶽本野ばら『それいぬ 正しい乙女になるために』)
・大き過ぎる胸は、高校生にも拘わらずチープな私に仕立て上げてくれない。(出典:若合春侑『無花果日誌』)
類語
・廉価(れんか)
意味:値段が安いこと。安い値段。また、安いさま。安価。(出典:デジタル大辞泉)
・下直(げじき)
意味: 値段の安いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・低級(ていきゅう)
意味:等級や内容・品質などの程度が低いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・安価(あんか)
意味:値段の安いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・低廉(ていれん)
意味:金額が安いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)