チャーター
「飛行機をチャーターする」などのように使う「チャーター」という言葉。
英語では、「charter」と表記します。
「チャーター」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「チャーター」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
チャーターの意味
「チャーター」には次の意味があります。
・ 乗り物などを一定の契約で借り切ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
船や飛行機や車などを借り切ることを言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・チャーターした機が、約束の時間に、エンジンの音もなく着陸してきた。
(出典:北杜夫『マンボウ響躁曲 地中海・南太平洋の旅』)
・民間の飛行機をチャーターして乗せるという案もあったといっている。
(出典:西村京太郎『札幌着23時25分』)
・それに続いて記者たちのチャーターしたタクシーが何台も尾いてくる。
(出典:高橋克彦『パンドラ・ケース よみがえる殺人』)
・私の目の前にはチャーターしたばかりの一隻の舟があった。
(出典:足立倫行『アジア海道紀行』)
・船で行っても間に合うんなら、彼は、船もチャーターしておくだろう。
(出典:西村京太郎『札幌着23時25分』)
類語
・借切る(かりきる)
意味:乗り物や場所などを専用できる形で、一定期間を通して借りる。(出典:デジタル大辞泉)
・リース
意味:機械や設備などの、賃貸。(出典:デジタル大辞泉)
・賃借(ちんしゃく)
意味:相手方に賃料を支払い、物を借りること。(出典:デジタル大辞泉)
・傭船(ようせん)
意味:運送用に船舶を借り入れること。(出典:デジタル大辞泉)
・借り上げる(かりあげる)
意味:政府や目上の者が、民間や目下の者から借りる。(出典:デジタル大辞泉)