ダークサイド
「ダークサイドを描く」などのように使う「ダークサイド」という言葉。
「ダークサイド」は、英語で「dark side」と表記します。
「ダークサイド」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ダークサイト」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ダークサイドの意味
「ダークサイド」には次の意味があります。
・社会や人生の裏面。暗黒面。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「ダークサイド」は「暗いところ」という意味の言葉で、比喩的に「人生や社会の表に現れない暗い部分」という意味で使います。
反対語は「ライトサイド」や「サニーサイド」です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ヨーダは「憎しみに負けるとダークサイドに堕ちてしまう」と言います。
(出典:岩月謙司『女は男のどこを見ているか』)
・この二作品はだんだんサニーサイドとダークサイドになっていった。
(出典:内田春菊『やられ女の言い分』)
・俺がダークサイドに落ちるとしたらこんな小金で満足するか!
(出典:有川浩『キケン』)
・かつてダークサイドで青春を過した会沢には、隅田の想像もつかないような特殊な情報網があった。
(出典:半村良『石の血脈』)
・そこにダークサイドなんか存在しない、そうじゃないのか。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第2巻 -紅の暴風姫』)
類語
・暗黒(あんこく)
意味:未知であること。たしかに存在するが、その正体が直接明らかになっていないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・ダークエネルギー
意味:暗黒エネルギー。宇宙に存在し、負の圧力としてはたらき、宇宙の加速膨張を引き起こす仮想的なエネルギー。(出典:デジタル大辞泉)
・ネガ
意味:被写体の明暗が逆転した階調で表現された写真。(出典:化学事典 第二版)
・歪み(ゆがみ)
意味:物事の進行する途中で欠陥の生じること。また、その欠陥や悪影響。(出典:デジタル大辞泉)
・暗部(あんぶ)
意味:暗い部分。特に、不正な真実などが隠されている陰の部分。(出典:精選版 日本国語大辞典)