タイアップ
「タイアップ広告」などのように使う「タイアップ」という言葉。
英語では、「tie-up」と表記します。
「タイアップ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「タイアップ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
タイアップの意味
「タイアップ」には次の意味があります。
・ 協力・提携して行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
映画やアニメ、CMの主題歌などを「タイアップ曲」と言いますが、これはそれらと提携した曲という意味です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ビール会社とのタイアップの都合上、どうしても必要なシーンだそうだ。
(出典:霞流一『フォックスの死劇』)
・これを売るには、なんとかタイアップを取るのが最良の策と思われる。
(出典:大槻ケンヂ『ボクはこんなことを考えている』)
・じつはある雑誌の広告タイアップページでちょっと出演を、ということだったのだ。
(出典:赤瀬川原平『じろじろ日記』)
・この作品はサッポロビールとタイアップで三万何千円かもらっているのです。
(出典:井崎博之『エノケンと呼ばれた男』)
・現代のロック業界において、今やタイアップは何よりも大事なものとされている。
(出典:大槻ケンヂ『ボクはこんなことを考えている』)
類語
・提携(ていけい)
意味:共同で物事を行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・共同(きょうどう)
意味:複数の人または団体が、力を合わせて物事を行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・協力(きょうりょく)
意味:力を合わせて事にあたること。(出典:デジタル大辞泉)
・協同(きょうどう)
意味:同じ目的のために、二人以上が協力して働くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・アライアンス
意味:連合。提携。(出典:精選版 日本国語大辞典)