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ステレオタイプとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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ステレオタイプ

「ステレオタイプに凝り固まっている」などのように使う「ステレオタイプ」という言葉。

英語では「stereotype」と表記します。

「ステレオタイプ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「ステレオタイプ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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ステレオタイプの意味

「ステレオタイプ」には次の意味があります。

行動や考え方が、固定的・画一的であり、新鮮味のないこと。紋切り型。ステロタイプ。
(出典:デジタル大辞泉)

元々、印刷用の鉛板を指す言葉でしたが、社会学などの学問領域で「多数の人々に共有され、無批判に反復されてきたイメージ」を指す言葉として使われ始め、上記の意味でも定着しました。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あたしはそんなステレオタイプが大っ嫌いだから!
(出典:谷川流『5 涼宮ハルヒの棒走』)

・そうすることで逆に、ステレオタイプの凡庸さを見せつけるのだ。
(出典:鷲田清一『てつがくを着て、まちを歩こう ―ファッション考現学』)

・それぞれの家の雰囲気は、アメリカの家庭のステレオタイプというものが求めにくい異った個性があるので、私たちは各家庭の背景を説明してやるのに苦労する。
(出典:本間千枝子『アメリカの食卓』)

・ドラマに出てくる、ステレオタイプのお姑さんみたい。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 8 いとしき歳月(後編)』)

・でも、私はただのステレオタイプな大学生だった。
(出典:山本文緒『日々是作文(ひびこれさくぶん)』)

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類語

陳腐(ちんぷ)
意味:古くさいこと。ありふれていて、つまらないこと。(出典:デジタル大辞泉)

月並(つきなみ)
意味:新鮮みがなく、ありふれていて平凡なこと。(出典:デジタル大辞泉)

常套句(じょうとうく)
意味:ある場合にいつもきまって使う文句。決まり文句。(出典:デジタル大辞泉)

先入観(せんにゅうかん)
意味:前もっていだいている固定的な観念。それによって自由な思考が妨げられる場合にいう。
(出典:デジタル大辞泉)

バイアス
意味:先入観。偏見。また、物事の傾向の偏り。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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