ジャンク
「ジャンク品を無料でもらう」などのように使う「ジャンク」という言葉。
英語では「junk」と表記します。
「ジャンク」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ジャンク」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ジャンクの意味
「ジャンク」には次の意味があります。
・下らない、役に立たないもの。がらくた。廃品。(出典:デジタル大辞泉)
「ジャンク」とは、一般的に「使い物にならない、価値がないと考えられている物事」を指します。
この意味から派生して、「ジャンクフード」なども栄養価値が低いことから「ジャンク」という名前が付けられました。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・自分をジャンクと呼ぶなんて、頭がどうかしてしまったんじゃないのか。
(出典:山田詠美『姫君』)
・この店で捨てられるジャンクはもっぱら彼の部品供給源となっていた。
(出典:富田倫生『パソコン創世記』)
・黙って目をでっかく開けたまま、心のメモリーにジャンク情報を詰めこみながら。退屈と時間はたっぷりとあった。
(出典:石田衣良『池袋ウエストゲートパーク 第2巻 少年計数機』)
・カレーラーメンなんてジャンクなメニューがあるところが、 いかにも学園生向けという感じだ。
(出典:暁works『るいは智を呼ぶ3 鳴滝こより』)
類語
・廃品(はいひん)
意味:役にたたなくなった物品。不用となった品物。廃物。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ごみ
意味:一般には生活に伴って発生する不要物をいう。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
・がらくた
意味:使い道や値うちのなくなった雑多な品物や道具類。(出典:デジタル大辞泉)
・廃棄物(はいきぶつ)
意味:日常生活や産業活動などによって排出され、廃棄される不用物。(出典:デジタル大辞泉)