ジェネリック
「ジェネリックを希望する」などのように使う「ジェネリック」という言葉。
英語では「generic」と表記します。
「ジェネリック」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ジェネリック」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ジェネリックの意味
「ジェネリック」には次の二つの意味があります。
1 一般的であること。
2 新薬の特許期間の切れた後に、他社が製造する新薬と同一成分の薬。(出典:デジタル大辞泉)
それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。
ジェネリックの意味①「一般的であること。」
ジェネリックの一つ目の意味は「一般的であること。」です。
「共通していること」もジェネリックと言います。
具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・安価でジェネリックなコモディティのハード製品企業の知識資産は低いでしょうし、ソフトウェアや情報、あるいはサービスの割合の多い製品なら知識資産は高い。
(出典:野中郁次郎/紺野登『知識経営のすすめ』)
類語
・一般(いっぱん)
意味:広く全体に共通して認められ、行き渡っていること。(出典:デジタル大辞泉)
・共通(きょうつう)
意味:どれにもあてはまること。(出典:デジタル大辞泉)
・全般(ぜんぱん)
意味:物事の全体。(出典:デジタル大辞泉)
ジェネリックの意味②「新薬の特許期間の切れた後に、他社が製造する新薬と同一成分の薬。」
「ジェネリック」の2つ目の意味は「新薬の特許期間の切れた後に、他社が製造する新薬と同一成分の薬。」です。
後発医薬品と言われ、先発医薬品よりも安価であることが特徴です。
具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・医療費削減に協力するためにジェネリック医薬品を希望する。
・コスト削減のためにジェネリックに切り替える。
・業界最大手のジェネリック製薬会社へ向かう。
類語
・後発(こうはつ)
意味:あとから開発すること。(出典:デジタル大辞泉)
・安価(あんか)
意味:値段が安いこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・廉価(れんか)
意味:値段が安いこと。安い値段。また、安いさま。安価。(出典:デジタル大辞泉)