コネクション
「コネクションを使って就職する」などのように使う「コネクション」という言葉。
「コネクション」は、英語で「connection」と表記します。
「コネクション」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「コネクション」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
コネクションの意味
「コネクション」には次の意味があります。
・私的なつながり。関係。手づる。コネ。(出典:精選版日本国語大辞典)
「コネクションを使って就職する」は「私的なつながりを使って就職する」という意味になります。
「コネ」と略すことも多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・父の財産やコネクションの恩恵に浴しているのは、夫もまた私と同じである。
(出典:森瑤子『少し酔って』)
・母親の実家が須磨にあって、そこのコネクションで僕はきっと大工になる。
(出典:片岡義男『夏と少年の短篇』)
・だが彼が本当にほしいものは、彼女の父親とのコネクションにあるらしいのだ。
(出典:森村誠一『日本アルプス殺人事件』)
・あたしは彼にはあの場を利用して他の会社の人間と自分とのコネクションを作るくらいして欲しかった。なのに、彼が気にしていたものは古風な男のプライドだけだったのだ。
(出典:内田春菊『キオミ』)
・兄たちが受験をするときコネクションを求めてあちこち奔走していた。
(出典:阿刀田高『空想列車(上)』)
類語
・間柄(あいだがら)
意味:親類・血族などのつながりの関係。(出典:デジタル大辞泉)
・関連(かんれん)
意味:ある事柄と他の事柄との間につながりがあること。連関。(出典:デジタル大辞泉)
・連関(れんかん)
意味:互いにかかわり合っていること。関連。(出典:デジタル大辞泉)
・縁(えん)
意味:人と人とのかかわりあい。また、物事とのかかわりあい。関係。(出典:デジタル大辞泉)
・リレーション
意味:関係。つながり。(出典:デジタル大辞泉)