ケアレスミス
「ケアレスミスが無いように注意する」などのように使う「ケアレスミス」という言葉。
「ケアレスミス」は、英語の「careless mistake」の略です。
「ケアレスミス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ケアレスミス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ケアレスミスの意味
「ケアレスミス」には次の意味があります。
・知識や能力の不足ではなく、不注意による誤り。そそっかしい間違い。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「ケアレスミス」をわかりやすくいうと、気のゆるみなどが原因で、間違いが起きたり失敗したりしてしまうという意味になります。注意力が欠けたことで起きるミスのことです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・己の味覚に頼るのではなく、マニュアルや計量器に頼るのであれば、ケアレスミスは発生しづらいという理屈になるのだろう。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 14 暦物語』)
・小さいケアレスミスなら多々あります。
(出典:大野木寛『ラーゼフォン夢みる卵』)
・だが、構造上起こりえないことや、確率上起こらないことであっても、どうあってもいつだってケアレスミスは起こりうる。
(出典:西尾維新『伝説シリーズ 1 悲鳴伝』)
・だが、すぐに、信じられないようなケアレスミスを、次々と発見することになった。
(出典:貴志祐介『青の炎』)
・たまに頭文字のSが大文字になるのを忘れてしまう人がいます。そのようなケアレスミスには十分に注意しましょう。
(出典:井上堅二『バカとテストと召喚獣 6』)
類語
・見落し(みおとし)
意味:見落とすこと。また、見落としたところ。(出典:デジタル大辞泉)
・粗忽(そこつ)
意味:軽はずみなこと。そそっかしいこと。また、そのさま。軽率。(出典:デジタル大辞泉)
・粗相(そそう)
意味:不注意や軽率さから過ちを犯すこと。また、その過ち。(出典:デジタル大辞泉)
・目溢れ(めこぼれ)
意味:見落とすこと。また、見落としたもの。目こぼし。(出典:デジタル大辞泉)
・凡ミス(ぼんみす)
意味:平凡な誤り。だれでも犯すようなミス。(出典:精選版 日本国語大辞典)