ギャラ
「ギャラを払う」などのように使う「ギャラ」という言葉。
「ギャラ」は「ギャランティー」の略語です。
「ギャラ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ギャラ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ギャラの意味
「ギャラ」には次の意味があります。
・出演料。契約料。(出典:デジタル大辞泉)
「ギャラ」は、英語で「保証」を意味する「guarantee(ギャランティー)」の略です。
カタカナ語としては「出演料」や「契約料」という意味で使うことが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・三本の作品に出て約百万円のギャラを手にした。
(出典:足立倫行『アダルトな人びと』)
・ギャラは約一万円である。
(出典:森瑤子『ドラマティック・ノート』)
・「法外なギャラの仕事があるんだけど」と藤田は電話で切り出したのだ。
(出典:内田康夫『怪談の道』)
・ギャラなんてページ二万ぐらいしかなんないんだし、おまえが行ったら無駄な金だ。
(出典:ヒキタクニオ『ベリィ・タルト』)
・映画の脚本を一本でも書いてると、ギャラが、どーん、と高くなる。
(出典:小林信彦『夢の砦』)
・生まれて初めて演劇でもらったギャラである。
(出典:石田衣良『下北サンデーズ』)
・人気のある先生は週に何時間も授業があるし、ギャラもいい。
(出典:群ようこ『無印OL物語』)
・より高いギャラを出す顧客の側につくのが、俺らの常識じゃなかったのか?
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!3 揺れるイントゥ・ザ・ブルー』)