キャパシティ
「キャパシティオーバー」などのように使う「キャパシティ」という言葉。
「キャパシティ」は、英語で「capacity」と表記します。
「キャパシティ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「キャパシティ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
キャパシティの意味
「キャパシティ」には次の意味があります。
・収容能力。また、容量。(出典:デジタル大辞泉)
キャパシティはキャパと略して使われることが多いです。
「キャパシティオーバー」または「キャパオーバー」で「容量超過」を意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・このキャパシティなら、十トン積みのパネルトラックが三台あればいい。
(出典:石田衣良『骨音 池袋ウエストゲートパーク3』)
・また、脳にはキャパシティ、容量があり、そのリソースは限られている。
(出典:澤口俊之『あぶない脳』)
・どんな事情があっても、それをあなたに感じさせてしまうのは彼のキャパシティの狭さ。
(出典:梅田みか『愛人の掟3』)
・キャパシティは、二十人から三十人くらいでしょうか。
(出典:内田春菊『もんもんシティー』)
・いろんなことが自分のキャパシティを超えてる気がする。
(出典:山本文緒『日々是作文(ひびこれさくぶん)』)
類語
・容量(ようりょう)
意味:器物の中に入れることのできる分量。容積。(出典:デジタル大辞泉)
・収容(しゅうよう)
意味:人や品物を一定の場所や施設に入れること。(出典:大辞泉 第三版)
・定員(ていいん)
意味:規則などによって定められた、組織・団体などの構成員の数。(出典:大辞泉 第三版)
・体積(たいせき)
意味:立体が空間で占める大きさ。(出典:デジタル大辞泉)
・スケール
意味: 大きさの程度。規模。(出典:デジタル大辞泉)