ガチンコ
「ガチンコ勝負」などのように使う「ガチンコ」という言葉。
「ガチンコ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ガチンコ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ガチンコの意味
「ガチンコ」には次の意味があります。
・八百長ではない、まじめな勝負。真剣勝負。また、真剣に行う組み稽古。(出典:デジタル大辞泉)
「ガチンコ」は、もともと相撲やプロレスで「真剣勝負」という意味で使われている隠語です。
転じて様々な場面で「真剣勝負」という意味で使われます。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・どうせあいつはガチンコのタイマンしかできないし。
(出典:九条公人『サクっとEVANGELION』)
・何のハンディキャップもなしに、ガチンコで闘える。
(出典:楡周平『フェイク』)
・ライオンとガチンコで勝てるなんて、この街じゃ橋本さんか拳銃使った星野さんくらいじゃないかということだった。
(出典:林亮介『和風Wizardry純情派 2』)
・良子ちゃんがガチンコで相談にのってあげるから!
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密(全16巻) 乃木坂春香の秘密 15』)
・プロレス世界に、相撲のガチンコと同じように真剣勝負を指す言葉で、セメント・マッチというのがある。
(出典:村松友視『七人のトーゴー』)
・トップ対トップ、キング対キングとしてガチンコ会談するのはこれが初めてだ。
(出典:喬林知『今日からマ王 第11巻 「めざせマのつく海の果て!」』)
・久しぶりにアッシュ・ローラーとガチンコ対戦するのも悪くはあるまい。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第8巻 -運命の連星』)
・このエリア内ではほぼどんなタイプのアバターもガチンコ大振りのドツキ合いを強要されるという、色々な意味で恐ろしい能力なのである。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第5巻 -星影の浮き橋』)