ガジェット
「デジタルガジェット」などのように使う「ガジェット」という言葉。
英語では「gadget」と表記します。
「ガジェット」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ガジェット」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ガジェットの意味
「ガジェット」には次の意味があります。
・ちょっとした小物。気のきいた小道具。(出典:デジタル大辞泉)
上記の意味から転じて、「デスクトップなどで動作する小規模なソフトウエア」という意味でも使います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ほかにもあたしの知らないすてきな辺境のガジェットが、まだいっぱいあるんだわ、きっと。
(出典:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやりかた(ハヤカワ文庫SF)』)
・いわゆるSF独自のガジェット類とはちょっと違う。
(出典:ギブスン『ニューロマンサー』)
・私が子供の頃は、SDメモリカードとかブルーレイディスクとかタッチパネル式携帯電話とかは完璧にSFガジェットだったものです。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 04 -蒼空への飛翔-』)
・あらゆる電子的ガジェットが通りを垂直に埋め尽くすこの街にもどってきて、ページはようやく安心した。
(出典:石田衣良『アキハバラ@DEEP』)
・あのガジェットはどうもいまひとつ信用できない。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙の旅〈オデッセイ〉シリーズ(全4巻) 4 3001年終局への旅』)
類語
・小物(こもの)
意味:こまごまとしたもの。小さい道具類や付属品など。(出典:デジタル大辞泉)
・小道具(こどうぐ)
意味:こまごまとした道具・器具類。(出典:デジタル大辞泉)
・デジタルガジェット
意味:目新しく、興味をそそる携帯型の電子機器。多く、スマートホン、タブレット型端末、小型のデジタルカメラ、デジタルオーディオプレーヤーなどを指し、ユニークな見た目や機能をもつパソコンの周辺機器を含めることもある。(出典:デジタル大辞泉)
・付属品(ふぞくひん)
意味:主だったものに付属している物。(出典:デジタル大辞泉)
・アクセサリーソフト
意味:コンピューターのデスクトップ上で手軽に利用できる小規模なソフトウエア。電卓、メモ帳、カレンダーなどがあり、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトにあらかじめ付属するものが多い。ガジェット。ウィジェット。(出典:デジタル大辞泉)
・アプリケーションソフト
意味:特定の用途や目的のために作られた、コンピューターのソフトウエア。ワープロソフト、表計算ソフト、メールソフト、ブラウザーなどが含まれる。(出典:デジタル大辞泉)