オープニング
「オープニングセール」などのように使う「オープニング」という言葉。
英語では「opening」と表記します。
「オープニング」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「オープニング」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
オープニングの意味
「オープニング」には次の意味があります。
・(商店などが)新たに営業を開始すること。(放送番組、舞台での上演などを)はじめること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
何かをスタートすることを意味します。
「オープニング」の対義語は、クロージングです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・シリコンバレーを舞台にした映画のオープニングシーンのようである。
(出典:石田衣良『アキハバラ@DEEP』)
・オープニング明けにいきなりエンディングが始まったようなものである。
(出典:谷川流『涼宮ハルヒ特別編 「ハルヒ劇場 act2」』)
・着工すればしたでまた大変だし、オープニングの直後はさらに大変だろうね。
(出典:小池真理子『天の刻(とき)』)
・これが日本にいる間に五人で考えたドラマのオープニングだった。
(出典:吉村達也『ワンナイトミステリー5 「ナイルの甲虫」殺人事件』)
・オープニングにきんきんした声の変な名前のアイドル声優の歌が入っていた。
(出典:長嶋有『パラレル』)
類語
・スタート
意味:新しく始まること。また、始めること。(出典:デジタル大辞泉)
・開始(かいし)
意味: 始めること。また、始まること。 (出典:デジタル大辞泉)
・開幕(かいまく)
意味:一般に、物事を始めること。また、始まること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・開演(かいえん)
意味:説法、演説、演劇、演芸、音楽など、人前で演ずることを始めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・口開け(くちあけ)
意味:物事・商売などのしはじめ。(出典:デジタル大辞泉)