オフホワイト
「オフホワイトのシャツ」などのように使う「オフホワイト」という言葉。
英語では「off-white」と表記します。
「オフホワイト」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「オフホワイト」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
オフホワイトの意味
「オフホワイト」には次の意味があります。
・わずかに灰色または黄色がかった白。(出典:デジタル大辞泉)
オフホワイトは、「白に近いが白ではない色」という意味であり、特に白に灰色や黄色が混ざった色を言います。
現在、明確な定義はありません。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・オフホワイトの羊毛の波を掻き分けて、平原組のうちの二人が近づいてくる。
(出典:喬林知『今日からマ王 第7巻 いつかマのつく夕暮れに!』)
・妻はオフホワイトの絹のごく普通のブラウスに、ベージュのスカート。
(出典:森瑤子『ドラマティック・ノート』)
・カーディガンは春を思わせるような桜色の装いで、スカートはそれに合わせた淡いオフホワイト。
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密(全16巻) 乃木坂春香の秘密 12』)
・陽気なオレンジ色に重ねたオフホワイトのテーブルクロスも上質だ。
(出典:山崎マキコ『ためらいもイエス』)
・その日はめずらしくオフホワイトの麻のスーツに、同系色のシャツをネクタイをせずに着こなしている。
(出典:石田衣良『赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝』)
類語
・白色(はくしょく)
意味:白い色。(出典:デジタル大辞泉)
・白妙(しろたえ)
意味:白。白い色。しらたえ。(出典:デジタル大辞泉)
・アイボリー
意味:象牙ぞうげ。また、象牙色。(出典:デジタル大辞泉)
・雪白(ゆきじろ・せっぱく)
意味:雪のように白いこと。(出典:デジタル大辞泉)
・乳白色(にゅうはくしょく)
意味:乳のような不透明な白色。ちちいろ。(出典:デジタル大辞泉)