ウィルス
「ウィルス」などのように使う「ウィルス」という言葉。
英語では「virus」と表記します。
「ウィルス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ウィルス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ウィルスの意味
「ウィルス」には次の意味があります。
・光学顕微鏡では見ることができず、細菌濾過(ろか)器を通過してしまう病原体。(出典:デジタル大辞泉)
「ウィルス」は「ビールス」ともいい、細菌よりも小さなものです。
また、生物学用語以外にもIT用語として使われることがあり、この場合は「コンピューターウィルス」を意味します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私の講演会に来てコロナウィルスに罹った人は一人もいません。大丈夫です。
(出典:大川隆法『秘密の法』)
・このウィルスは身近なところから発生しているのではないかとの勘も働く。
(出典:鈴木光司『ループ』)
・当然、脅威の内容やウィルスの詳細についても触れられていなかった。
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第13巻』)
・もしかしたらこれを狙って、あのウィルスを仕掛けたのではないかと。
(出典:葉山透『9S<ナインエス> 第1巻』)
・それとも、ウィルスのキャリアになっただけで発症しないだけなのだろうか。
(出典:鈴木光司『らせん』)
類語
・病毒(びょうどく)
意味:病気の原因となる毒。病気をひき起こすもの。(出典:デジタル大辞泉)
・濾過性病原体(ろかせいびょうげんたい)
意味:ウイルスのこと。微細なため細菌濾過器を通り抜けてしまうのでいう。(出典:デジタル大辞泉)
・コンピューターウイルス(こんぴゅーたうぃるす)
意味:電子メールや他人から渡されたデータファイルなどを介して、他のシステムに入りこむプログラム。(出典:デジタル大辞泉)
・増殖(ぞうしょく)
意味:生物の細胞・組織や個体が量的に増加すること。(出典:デジタル大辞泉)
・細胞(さいぼう)
意味:生物体を構成する形態上・機能上の基本単位。真核細胞と原核細胞がある。(出典:デジタル大辞泉)