インビジブル
「インビジブルな才能」などのように使う「インビジブル」という言葉。
「インビジブル」は、英語で「invisible」と表記します。
「インビジブル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「インビジブル」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
インビジブルの意味
「インビジブル」には次の意味があります。
・目に見えないさま。不可視的。(出典:デジタル大辞泉)
つまりは、見えないことです。
「見える」という意味の「visible」に、「in」という否定の接頭詞がついた英語です。
物理的なものに対して使うこともあれば、状況や状態に対しても使うことができます。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・目に映らないのに犬たちが怯おびえるインビジブルなものとは何だ?マジで地縛霊?
(出典:谷川流『8 涼宮ハルヒの憤慨』)
・見ちゃいけないんだ、喋ってはいけないんだ、ということに慣れてしまって、インビジブルな手でがんじがらめにされていることに、お互い気がつかないんじゃないでしょうか。
(出典:本田靖春『ニューヨークの日本人』)
・インビジブル・ブリットの正体は、超高圧の水の弾丸だ。
(出典:三雲岳斗『レベリオン 第1巻』)
・塗料を塗り直したり、外装を補修したりする手間を惜しむよりも、インビジブルを選ぶ理由は一つしかない。
(出典:今野敏『宇宙海兵隊ギガース1』)
・見ることも触れることもできない正体不明の、インビジブルな恐怖に怯えている。
類語
・不可視(ふかし)
意味:肉眼で見ることができないこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・人知れぬ(ひとしれぬ)
意味:人にはわからない。人目につかないような。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・水面下(すいめんか)
意味:ものごとの表面に現われない部分。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・裏(うら)
意味:表向きでない面。人の目にふれない面。(出典:デジタル大辞泉)
・伏在(ふくざい)
意味:表に現れないで隠れて存在していること。潜在。(出典:デジタル大辞泉)