インテリ
「インテリ系の人」などのように使う「インテリ」という言葉。
ロシア語で「Интеллигенция」と表記します。
「インテリ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「インテリ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
インテリの意味
「インテリ」には次の意味があります。
・知識階級。知識階層。インテリ。インテリゲンチア。(出典:大辞林 第三版)
ロシア語で知識人という意味があります。
インテリゲンチアを略してインテリと呼ばれることが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・きっとインテリに卑小な劣等感を持っているのだろうと俺は思っている。
(出典:辻内智貴『青空のルーレット』)
・ちょっとインテリっぽいと言うとおかしいが、頭の良さそうな子である。
(出典:赤川次郎『過熟の実』)
・この二冊を読むような人は、それこそ最高度のインテリということだった。
(出典:谷沢永一『人間通と世間通 “古典の英知”は今も輝く』)
・アケミは大学で英米文学などといったコースをとっているインテリ好み。
(出典:森瑤子『恋のインデックス』)
・彼は大学院出のインテリ写真家であり、事実、なかなかの理論家である。
(出典:小堺昭三『カメラマンたちの昭和史(6)』)
類語
・博士(はかせ)
意味:学問やその道の知識にくわしい人。デジタル大辞泉(出典:)
・才人(さいじん)
意味:頭がよく、学問・芸能にすぐれた人。才子。(出典:デジタル大辞泉)
・識者(しきしゃ)
意味:物事に対して正しい判断をくだす力のある人。学識・見識のある人。(出典:大辞林 第三版)
・賢哲(けんてつ)
意味:かしこくて、物事の道理に通じていること。また、そういう人や、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・俊英(しゅんえい)
意味:学問・才能などが人より秀でていること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)