アンペア
私たちの生活に欠かせない電気。
その大きさや量を図る単位は様々です。
この記事では「アンペア」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、分かりやすく解説していきます。
アンペアの意味
アンペアには次の意味があります
・電流の国際単位。記号は「A」。1Aは、真空中で1mの間隔におかれた2本の平行導線が、長さ1mごとに2×10-7ニュートンの力で引き合うときに導線に流れる電流の強さ。1.5Vの乾電池の両極を、その間に1.5オームの抵抗を入れてつないだときに流れる電流が1Aである。◇名称は、フランスの物理学者アンペールにちなむ。(出典:単位名がわかる辞典)
使い方・例文
・ごく普通の家庭の平均的な契約アンペア数だ。(出典:日明恩『埋み火』)
・相互に直角に交わる三双の回転する高アンペアの電流が一点に収斂しゅうれんすればいいんだ。 (出典:E・E・スミス/川口正吉訳『ヴァレロンのスカイラーク』)
・感度を百万ばかりに上げて、はじめてマイクロ・アンペアの千分の一以下の微弱電流を感じた。(出典:E・E・スミス/川口正吉訳『スカイラーク3』)
・ただ、ブレーカーは厳密に契約アンペア数をわずかでも越えれば落ちるというわけでもない。(出典:日明恩『埋み火』)
・夫婦二人だけのママ事のような家庭には、エネルギー源として精々家庭用ガスと、十アンペアばかりの電気があれば足りるのだ。(出典:森村誠一『腐蝕の構造』)