アンバランス
「アンバランスな食事」などのように使う「アンバランス」という言葉。
英語では「unbalance」と表記します。
「アンバランス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アンバランス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
アンバランスの意味
「アンバランス」には次の意味があります。
・つりあいの取れないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
「アンバランス」とは、釣り合いや調和が取れておらず、バランスの悪いことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・スニーカーを履いている足だけが、妙に大きくてアンバランスな感じだ。
(出典:宇佐美游『調子のいい女』)
・私たちほど、精神と躰とのアンバランスな人種は他にいないのではないか。
(出典:森瑤子『ジンは心を酔わせるの』)
・そのアンバランスさのおかげで、妹の言わんとする事が解ってしまった。
(出典:奈須きのこ『空の境界 (上)』)
・このアンバランスさが、私にとっての赤川次郎さんの大きな魅力である。
(出典:赤川次郎『女社長に乾杯!』)
・外見と中身の微妙なアンバランス差がそれを生じさせているんだろうか。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第1巻』)
類語
・不統一(ふとういつ)
意味:統一のとれていないこと。まとまりのないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・不調和(ふちょうわ)
意味:周囲に調和しないこと。ふつりあいなこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・不揃い(ふぞろい)
意味:そろっていないこと。まちまちであること。数が足りないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・不釣り合い(ふつりあい)
意味:つりあわないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・不規則(ふきそく)
意味:規則正しくないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)