アスペルガー症候群
「大人のアスペルガー症候群」などのように使う「アスペルガー症候群」という言葉。
英語では、「Asperger’s Syndrome」と表記します。
「アスペルガー症候群」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「アスペルガー症候群」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
アスペルガー症候群の意味
「アスペルガー症候群」には次の意味があります。
・話しことばの発達に遅れのない自閉症近似の発達障害。（出典：日本大百科全書(ニッポニカ)）
知的発達や言語発達に遅れのないアスペルガー症候群ですが、DSM-5では自閉スペクトラム症に含まれる発達障害として定義されました。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・病院でアスペルガー症候群と診断された。
・大人になってからアスペルガー症候群と診断された。
・アスペルガー症候群の研究が進んでいる。
類語
・自閉症（じへいしょう）
意味：幼児自閉症infantile autismまたは小児自閉症childhood autismともいう発達障害で、広範かつ重篤な全人格的発達障害pervasive developmental disorderの中核的存在とされる障害。（出典：日本大百科全書(ニッポニカ)）
・自閉スペクトラム症（じへいすぺくとらむしょう）
意味：人との相互的な意思疎通や状況に応じた適切な行動がとりにくい、特定の物事へのこだわりが強く柔軟な対応ができない、といった自閉症の特性を示す発達障害の総称。（出典：デジタル大辞泉）
・発達障害（はったつしょうがい）
意味：発達期の脳機能不全に起因して発生する障害の総称。（出典：日本大百科全書(ニッポニカ)）
・知的障害（ちてきしょうがい）
意味：知能を中心とした精神発達が幼少時期から遅れていて、社会的な適応が困難な状態を示すものの総称である。（出典：日本大百科全書(ニッポニカ)）
・言語障害（げんごしょうがい）
意味：言語による情報伝達と受容の障害。（出典：最新 心理学事典）
