ねこまんま
「ねこまんまのようだ」などのように使う「ねこまんま」という言葉。
「ねこまんま」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ねこまんま」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ねこまんまの意味
「ねこまんま」には次の意味があります。
・猫に与える餌。また、米飯に鰹節と醤油、または味噌汁などをかけた人の食事。ねこめし。(出典:デジタル大辞泉)
ずぼら飯とも言われる、ご飯に具材を乗せただけの食べ物です。
汁物をかけた場合、茶碗に口をつけて啜る動きになってしまうため、行儀問題が起こることもあります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ねこまんまのようなにおいがたちこめる。
(出典:大道珠貴『裸』)
・「あんたぁねこまんまでも食ってな!」なんて言われるが大好物なのでなんの文句もない。
・ねこまんま?っていうのは人間でも食べれるのかい?
・溶いた卵かけご飯に鰹節と醤油、ねぎを乗せれば栄養も取れるねこまんまの出来上がりさ!
類語
・猫飯(ねこめし)
意味: 猫に与える飯のように、醤油(しょうゆ)をかけたり、具をのせたりした飯。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・汁掛飯(しるかけめし)
意味:汁物をかけた飯。味噌汁をかけた飯や茶漬飯など。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・まんま
意味: めしをいう幼児語。おまんま。(出典:精選版 日本国語大辞典)