きらきら
「きらきら輝く」などのように使う「きらきら」という言葉。
「きらきら」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「きらきら」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
きらきらの意味
「きらきら」には次の意味があります。
・光り輝いているさま。(出典:デジタル大辞泉)
「きらきら」をわかりすく言うと「あるものが光り輝いている様子」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・女は小さなきらきらする目でおれを上から下まで見まわして、言った。
(出典:トウェイン/刈田元司訳『ハックルベリ・フィンの冒険』)
・陽を受けてきらきらときらめく寺院の姿が、早くも視界にはいってきた。
(出典:バローズ『火星シリーズ2 火星の女神イサス』)
・涙の粒みたいな姿をしていて、体じゅうきらきら光っているんじゃない?
(出典:ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書1』)
・彼女の手はぶるぶる震え、きらきら輝く瞳は涙でいっぱいになっていた。
(出典:エディングス『ベルガリアード物語4 魔術師の城塞』)
・そして火のように赤いたくさんの星が、アフリカの空にきらきらと輝いていた。
(出典:アレクサンドル・デュマ/石川登志夫訳『鉄仮面(下)』)
・それはあまりきらきらしていて、宝石か大きなチョウチョのようでした。
(出典:C・S・ルイス/瀬田貞二訳『(ナルニア国物語4) 銀のいす』)
・きらきら日が光る寒い日で、開けた風よけガラスから風が吹きこんでくる。
(出典:ヘミングウェー/高村勝治訳『女のいない男たち/ヘミングウェー短編集2』)
・明かりを受けてその目はきらきら輝いているように彼には見えた。
(出典:スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』)