陶酔とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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陶酔

「美酒に陶酔する」などのように使う「陶酔」という言葉。

「陶酔」は、音読みで「とうすい」と読みます。

「陶酔」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「陶酔」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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陶酔の意味

「陶酔」には次の二つの意味があります。

1 気持ちよく酔うこと。
2 心を奪われてうっとりすること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

陶酔の意味①「気持ちよく酔うこと。」

「陶酔」の一つ目の意味は「気持ちよく酔うこと。」です。

「自己陶酔」で「自分自身に酔いしれる。」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その姿は、自分のもたらした成果に自己陶酔しているように見えた。
(出典:富野由悠季『オーラバトラー戦記 3 ガロウ・ラン・サイン』)

・しかし、その時の彼ほどに陶酔しきった顔を見たことはなかった。
(出典:森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』)

・女は自分の言葉に興奮し、自己陶酔しているようにしか見えなかった。
(出典:曽根圭介『鼻』)

・しかし、自分の声に陶酔しているのか、彼女はグライムズを無視した。
(出典:A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 15 遙かなり銀河辺境』)

類語

陶然(とうぜん)
意味:酒に酔って良い気持ちになるさま。(出典:デジタル大辞泉)

恍惚(こうこつ)
意味:意識がはっきりしないさま。(出典:デジタル大辞泉)

陶酔の意味②「心を奪われてうっとりすること。」

「陶酔」の二つ目の意味は「心を奪われてうっとりすること。」です。

「陶酔境」で「美しいものやすばらしいものに接したときの、うっとりとした気持ち。」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・目がキラキラと輝いて、まるで優れた芸術に陶酔しているような表情になった。
(出典:森村誠一『自選恐怖小説集 人間溶解』)

・このときには常磐津の林中もまたその名音で満場の観客を陶酔させた。
(出典:岡本綺堂『明治劇談 ランプの下にて』)

・神楽殿の床を見ているのであるが、周りの人々のように舞楽に陶酔している眼ではない。
(出典:吉川英治『宮本武蔵』)

・わたくしは静かな陶酔のこころもちでこの画の前に立ちつくした。
(出典:和辻哲郎『古寺巡礼』)

類語

夢中(むちゅう)
意味:物事に心を集中すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

没入(ぼつにゅう)
意味:一つのことに心を打ち込むこと。(出典:デジタル大辞泉)

のめり込む(のめりこむ)
意味:ある環境や状況の中に深く入り込む。(出典:デジタル大辞泉)

傾倒(けいとう)
意味:ある物事に深く心を引かれ、夢中になること。(出典:デジタル大辞泉)

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