義理とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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義理

「義理を通す」などのように使う「義理」という言葉。

「義理」は、音読みで「ぎり」と読みます。

「義理」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「義理」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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義理の意味

「義理」には次の四つの意味があります。

1物事の正しい筋道。また、人として守るべき正しい道。
2社会生活を営む上で、立場上、また道義として、他人に対して務めたり報いたりしなければならないこと。
3つきあい上しかたなしにする行為。
4 血族でない者が結ぶ血族と同じ関係。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

義理の意味①「物事の正しい筋道。また、人として守るべき正しい道。」

「義理」の一つ目の意味は「物事の正しい筋道。また、人として守るべき正しい道。」です。

言い換えると、筋道や道理になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・おれはどこからも勲章を貰っていないのだからどこに対しても義理はない。
(出典:筒井康隆『大いなる助走』)

・お光の礼手紙をとどけた以上は、八橋にも妹にも義理は立っている。
(出典:岡本綺堂『籠釣瓶』)

・つまり、コルシカ人ってのは非常に義理がたいところがあるのですね。
(出典:久生十蘭『ノンシャラン道中記』)

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類語

道理(どうり)
意味:物事の正しいすじみち。また、人として行うべき正しい道。(出典:デジタル大辞泉)

筋道(すじみち)
意味: 物事がそうなっているわけ。事の条理。(出典:デジタル大辞泉)

理(ことわり)
意味:物事の筋道。条理。(出典:デジタル大辞泉)

義理の意味②「社会生活を営む上で、立場上、また道義として、他人に対して務めたり報いたりしなければならないこと。」

「義理」の二つ目の意味は「社会生活を営む上で、立場上、また道義として、他人に対して務めたり報いたりしなければならないこと。」です。

簡単に言うと「道義」になります。
対人、社会関係のなかで守るべき道理といった意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・江戸ッ児のうれしいところは、何よりも義理ってものを大事にするからだ。
(出典:林不忘『魔像』)

・言えた義理じゃないけどさ、新しい主人が出来てよかったよ、本当に。
(出典:有沢まみず『いぬかみっ!06』)

・あなたのことはどうでもいいけど、ご両親には義理を果たさねばなりません。
(出典:鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 02』)

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類語

道義(どうぎ)
意味:人としてふみ行うべき道。(出典:大辞泉 第三版)

筋道(すじみち)
意味:物事がそうなっているわけ。(出典:デジタル大辞泉)

道徳(どうとく)
意味:ある社会で、人々がそれによって善悪・正邪を判断し、正しく行為するための規範の総体。(出典:大辞泉 第三版)

義理の意味③「つきあい上しかたなしにする行為。」

「義理」の三つ目の意味は「つきあい上しかたなしにする行為。」です。

他人との付き合い上、やむを得ず行うことという言い換えができ、義理で顔を出すといった使い方をします。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・俺も義理でおまえのことを考えてやってやろうとしてるだけだ。
(出典:牧野修『だからドロシー帰っておいで』)

・立候補者が多ければ義理ができてしまう相手だって、でてくるでしょう?
(出典:口有介『風 少 女』)

・誠の目には、義理で仕方なくいっている、というふうには見えなかった。
(出典:東野圭吾『白夜行』)

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類語

気が重い(きがおもい)
意味:物事をするのに気が進まない。(出典:デジタル大辞泉)

渋渋(しぶしぶ)
意味:気が進まぬまま、しかたなく物事をするさま。(出典:デジタル大辞泉)

仕方ない(しかたない)
意味:どうしようもない。(出典:大辞泉 第三版)

義理の意味④「血族でない者が結ぶ血族と同じ関係。」

「義理」の四つ目の意味は「血族でない者が結ぶ血族と同じ関係。」です。

義理父母や兄弟などの関係を表すときに使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・まるで男のような太い声で、そしてその義理の息子を愛してしまう。
(出典:淀川長治『私の映画の部屋』)

・仮にも義理の母親の眼の前で、けだものでなくては出来ない所業であった。
(出典:平岩弓枝『ちっちゃなかみさん』)

・あっというまに美佐子は、この義理の息子に抱きすくめられてしまった。
(出典:日高剛『白昼の凌辱』)

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類語

養子縁組(ようしえんぐみ)
意味:血統においては親子でない者の間に、法律上、実の親子と同じ関係を成立させる行為。(出典:大辞泉 第三版)

縁組み(えんぐみ)
意味:夫婦・養子・養女などの関係を結ぶこと。(出典:大辞泉 第三版)

関係(かんけい)
意味:物事の間に何らかのかかわりがあること。また、そのかかわり。 (出典:大辞泉 第三版)

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