破邪顕正とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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破邪顕正

「破邪顕正の道」などのように使う「破邪顕正」という言葉。

「破邪顕正」は、音読みで「はじゃけんしょう」と読みます。

「破邪顕正」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「破邪顕正」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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破邪顕正の意味

「破邪顕正」には次の意味があります。

仏教で、邪説・邪道など、誤ったとらわれをうち破り、正しい道理をあらわすこと。転じて、一般に不正を打破して、正義をあらわすこと。(出典:四字熟語を知る辞典)

仏教用語では仏教の正しい見解や教えを表すことを指しますが、そこから派生して「不正を破り正しい道理を行うこと」という意味も持ちます。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そしてこの認識的蒙昧から、詩の質と価値とは次第に低下し、しかもこれを破邪顕正すべき正見がない。
(出典:萩原朔太郎『詩の原理』)

破邪顕正そのものの光、偽りを許さぬ剣の光の前に、暗鬱な、邪心を押しかくした心をもって、なんで抜いてみる気になれようか。
(出典:吉川英治『江戸三国志』)

・この記事が流布本に載せられていない理由は、恐らくその余りに荒唐無稽に類する所から、こう云う破邪顕正を標榜する書物の性質上、故意の脱漏を利としたからでもあろうか。
(出典:芥川竜之介『るしへる』)

・「おれの剣は文字通り破邪顕正の剣じゃ」 そして、ズカズカと歩み寄り、原の胸にかかっていた銀の十字架をつかんでひっぱった。
(出典:山田風太郎『地の果ての獄(上)』)

・この人たちの論法は、いわゆる破邪顕正というのを口実に、われこそは真理、正義の独占者であり、彼らの説に反するものはことごとく異端邪説、例により非国民国賊扱いをして告発した。
(出典:中野好夫/安野光雅編『悪人礼賛 ―中野好夫エッセイ集』)

類語

勧善懲悪(かんぜんちょうあく)
意味:善事を勧め、悪事を懲らすこと。(出典:デジタル大辞泉)

天網恢恢(てんもうかいかい)
意味:天は決して悪人・悪事を見逃さないということ。(出典:四字熟語を知る辞典)

撥乱反正(はつらんはんせい)
意味:世の乱れを治め、正しい世の中に戻すこと。(出典:デジタル大辞泉)

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