演繹とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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演繹

「演繹的推論」などのように使う「演繹」という言葉。

「演繹」は、訓読みで「えんえき」と読みます。

「演繹」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「演繹」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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演繹の意味

「演繹」には次の意味があります。

1 一つの事柄から他の事柄へ押しひろめて述べること。
2 与えられた命題から、論理的形式に頼って推論を重ね、結論を導き出すこと。一般的な理論によって、特殊なものを推論し、説明すること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

演繹の意味①「一つの事柄から他の事柄へ押しひろめて述べること。」

「演繹」の一つ目の意味は「一つの事柄から他の事柄へ押しひろめて述べること。」です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ゲームが目的だからといって、ゲーム以外のことがらからの演繹を避けたりもしない。
(出典:ポー/安引宏訳『モルグ街の殺人』)

・ほんの些細な情報からでも、彼女は後々の展開を演繹してしまうのである。
(出典:大迫純一『ゾアハンター 02 ウリエルの娘』)

・あるひとつの事実が、一連の長い演繹に相反するように見えたときは、必ず別の解釈ができるということ。
(出典:ドイル・アーサー・コナン『緋のエチュード』)

・しかしだ、ここはひとつ、おたくの有名な演繹能力のご披露といこうじゃないか。
(出典:ブリン『サンダイバー』)

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類語

・敷衍(ふえん)
意味:意味・趣旨をおし広げて説明すること。例などをあげて、くわしく説明すること。
(出典:デジタル大辞泉)

・展開(てんかい)
意味:広くひろげること。また、広くひろがること。(出典:デジタル大辞泉)

・関連する(かんれんする)
意味:ある事柄と他の事柄との間につながりがあること。連関。(出典:デジタル大辞泉)

演繹の意味②「与えられた命題から、論理的形式に頼って推論を重ね、結論を導き出すこと。一般的な理論によって、特殊なものを推論し、説明すること。」

「演繹」の二つ目の意味は「与えられた命題から、論理的形式に頼って推論を重ね、結論を導き出すこと。一般的な理論によって、特殊なものを推論し、説明すること。」です。

決めたれたルールや法則を前提に結論を導き出すことです。
例えると、「信号が赤の場合は車は止まらないといけない(前提)」→「今、目の前の信号が赤である(現状)」→「自分は車を止めなければいけない(結論)」といった感じです。
対義語は「帰納」。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・氏は演繹的方法を用いたが、数学的方法を用いることに反対している。
(出典:ワルラス・マリー・エスプリ・レオン『純粋経済学要論』)

・弁証法でも帰納法でも演繹法でも何でもいいから、適当にやってください。
(出典:内田康夫『日光殺人事件』)

・「ア・プリオリに構成されたもの」とは演繹的に構成された概念組織の体系である。
(出典:今村仁司『マルクス入門』)

・なぜならば、恋愛は自律的な論理の演繹としては絶対に完結しないからです。
(出典:茂木健一郎『「脳」整理法』)

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類語

・推論(すいろん)
意味:ある事実をもとにして、未知の事柄をおしはかり論じること。
(出典:デジタル大辞泉)

・割り出す(わりだす)
意味:ある根拠を基にして結論を導き出す。(出典:大辞林 第三版)

・結論(けつろん)
意味:推論において、一つないし複数の前提から導き出された命題。帰結。
(出典:大辞林 第三版)

・導出(どうしゅつ)
意味:みちびきだすこと。特に、論理的に結論をひきだすこと。(出典:デジタル大辞泉)

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