滑稽とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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滑稽

「滑稽なしぐさ」などのように使う「滑稽」という言葉。

「滑稽」は、音読みで「こっけい」と読みます。

「滑稽」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「滑稽」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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滑稽の意味

「滑稽」には次の二つの意味があります。

1 笑いの対象となる、おもしろいこと。おどけたこと。また、そのさま。
あまりにもばかばかしいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

滑稽の意味①「笑いの対象となる、おもしろいこと。おどけたこと。また、そのさま。」

「滑稽」の一つ目の意味は「笑いの対象となる、おもしろいこと。おどけたこと。また、そのさま。」です。

こちらの意味では楽しい、面白いといった、ポジティブな意味で使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あとから考えてみると、それはかなり滑稽なすがただったにちがいない。
(出典:横溝正史『金田一耕助ファイル10 幽霊男』)

・わたしも、心の底ではわれにもあらずじつに滑稽だと感じていた。こういうことは、事がら自身は面白くないことだが、わたしには面白かった。
(出典:ルソー/桑原武夫訳『告白(上)』)

・しかし、彼女はその服装では、一つだけ失敗していた。彼女の服装が時に滑稽に見えるということに、気がつかなかったのだ。
(出典:織田作之助『土曜夫人』)

・さう言ひながら、彼女はその滑稽な帽子を自分の頭の上にのせた。
(出典:堀辰雄『「オルジェル伯爵の舞踏会」』)

類語

可笑しい(おかしい)
意味:普通とは違うところがあって笑いたくなるさま。(出典:デジタル大辞泉)

コミカル
意味:こっけいなさま。おどけたさま。喜劇的。(出典:デジタル大辞泉)

珍妙(ちんみょう)
意味:かわっていておかしいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

ユーモラス
意味:ユーモアのあるさま。おかしみのあるさま。(出典:大辞林 第三版)

滑稽の意味②「あまりにもばかばかしいこと。また、そのさま。」

「滑稽」の2つ目の意味は「あまりにもばかばかしいこと。また、そのさま。」です。

こちらの意味だとばかばかしい、みっともないというネガティブな意味になります。
使いどころに注意が必要ですね。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・夫婦は若旦那と云う名を小六に冠らせる事を大変な滑稽のように感じた。 
(出典:夏目漱石『門』)

・彼の議論とそれを支持する熱烈さとが、ともに彼らには滑稽に思われた。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)

・彼は今でもこう云っては笑うからよほどその方則が滑稽に感じられたのだろう。
(出典:宮本百合子『三郎爺』)

・君も知らないことはないだろうが、そういう時奴らは実際滑稽なことをするね。三度名を呼んで答えがないと、名前が消されてしまうんだ。
(出典:ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』)

類語

荒唐無稽(こうとうむけい)
意味:根拠がなく、現実性のない・こと(さま)。でたらめ。(出典:大辞林 第三版)

阿呆らしい(あほらしい)
意味:ばかばかしい。あほくさい。 (出典:大辞林 第三版)

頓珍漢(とんちんかん)
意味:間のぬけた言動をすること。また、そのさまや、その人。(出典:デジタル大辞泉)

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