歪曲とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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歪曲

「歪曲」などのように使う「歪曲」という言葉。

「歪曲」は、 音読みで「わいきょく」と読みます。

「歪曲」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「歪曲」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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歪曲の意味

「歪曲」には次の二つの意味があります。

1 物をゆがめまげること。また、ゆがみまがること。
2 事実をわざとゆがめて伝えること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

歪曲の意味①「物をゆがめまげること。また、ゆがみまがること。」

「歪曲」の一つ目の意味は「物をゆがめまげること。また、ゆがみまがること。」です。

外部からの衝撃や負荷によって、手で触れることのできる形ある物が、不自然に曲がって見えるような状態です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・変形やコンマミリ単位の歪曲などがないか確認していく作業だ。
(出典:池井戸潤『下町ロケット』)

・連絡管の結合部が近くなると、ほんの一挙動で姿勢を変え、管の歪曲した壁に手を当てて速度を殺す。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 1 絆のかたち』)

・看護師さんは唇と頬肉を微妙に歪曲させて、「いいんだよ」と心中を読んだように返事する。
(出典:入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2 善意の指針は悪意』)

・はるか、南の地平線近く、なにものとも知れぬ、極端に歪曲されて見える黒い影がのろのろと動いている。
(出典:川又千秋『天界の狂戦士』)

類語

変形(へんけい)
意味:形や状態が変わること。また、変えること。その変わって生じたものにもいう。(出典:デジタル大辞泉)

捻じ曲げる(ねじまげる)
意味:ねじって曲げる。(出典:デジタル大辞泉)

メタモルフォーゼ
意味:変容。変身。転生。(出典:デジタル大辞泉)

デフォルメ
意味:デフォルマシオンの技法により、対象を変形して表現すること。(出典:デジタル大辞泉)

歪曲の意味②「事実をわざとゆがめて伝えること。」

「歪曲」の二つ目の意味は「事実をわざとゆがめて伝えること。」です。

なぜ人が、「事実」あるいは「情報」を「歪曲」するのかというと、それによって人々の誤解を生み、情報操作・印象操作を行うことで、自らの利益に繋がるからです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ともかくもその論文の要点はそんなにひどく歪曲されずに書いてある。
(出典:寺田寅彦『錯覚数題』)

・まず、話が歪曲されて伝わったのか、女子社員たちが一斉に冷たくなった。
(出典:桐野夏生『OUT(上)』)

・ぼくは、自分が彼の記録の編集者であるという地位を利用して、自分の利益になるように彼の物語を歪曲したと思われたくない。
(出典:ウェルズ/赤坂長義訳『月世界最初の人間』)

歪曲した意図がどんなものであったのか、われわれは推量したいのだが、これもしかし、歴史経過が知られていないので闇に包まれたままである。
(出典:フロイト/渡辺哲夫訳『モーセと一神教』)

類語

誇張(こちょう)
意味:実際よりも大げさに表現すること。(出典:デジタル大辞泉)

詭弁(きべん)
意味:道理に合わないことを強引に正当化しようとする弁論。(出典:デジタル大辞泉)

偽装(ぎそう)
意味:ある事実をおおい隠すために、他の物事・状況をよそおうこと。(出典:デジタル大辞泉)

デマ
意味:政治的な目的で、意図的に流す扇動的かつ虚偽の情報。(出典:デジタル大辞泉)

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