放棄とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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放棄

「仕事を放棄する」などのように使う「放棄」という言葉。

「放棄」は、音読みで「ほうき」と読みます。

「放棄」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「放棄」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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放棄の意味

「放棄」には次の二つの意味があります。

1 投げ捨ててかえりみないこと。
2 自分の権利・資格などを捨てて行使しないこと。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

放棄の意味①「投げ捨ててかえりみないこと。」

「放棄」の一つ目の意味は「投げ捨ててかえりみないこと。」です。

「仕事を放棄する」「試合放棄する」などがこの意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・子供の手術のために試合を放棄して本国に戻ったアメリカ人選手がいた。
(出典:ヒキタクニオ『消し屋A』)

・というようなことを考えるキッカケをすべて放棄してしまったわけです。
(出典:南伸坊『ぼくのコドモ時間』)

・二〇世紀にはいって、すでに神は人類に対する責任を放棄したようだ。
(出典:田中芳樹『鏡』)

・この執筆は約一年つづいたが、結局彼はこの計画を放棄してしまうのである。
(出典:スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(下)』)

類語

棄却(ききゃく)
意味:捨て去ること。(出典:デジタル大辞泉)

放擲(ほうてき)
意味:投げ出すこと。捨ててかえりみないこと。(出典:デジタル大辞泉)

廃棄(はいき)
意味:不用なものとして捨てること。(出典:デジタル大辞泉)

断念(だんねん)
意味:自分の希望などを、きっぱりとあきらめること。(出典:デジタル大辞泉)

放棄の意味②「自分の権利・資格などを捨てて行使しないこと。」

「放棄」の二つ目の意味は「自分の権利・資格などを捨てて行使しないこと。」です。

「相続権を放棄する」などのように使われるのがこの意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・この楽しみを味わえるなら皇位継承権を放棄してもよいと美邦は思った。
(出典:池上永一『シャングリ・ラ 下』)

・津野田は妻と仕事の両方に対する権利を一度に放棄したことになる。
(出典:半村良『闇の中の黄金』)

・もはや青年時代初期のある種の特権は放棄する時期に来たように思われた。
(出典:カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』)

・全アメリカはスーダンに対する権利を放棄しなければならないだろう。
(出典:エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの』)

類語

手放す(てばなす)
意味: 所有していたものを人手に渡す。(出典:デジタル大辞泉)

譲り渡す(ゆずりわたす)
意味:自分のものを他人にやる。(出典:デジタル大辞泉)

譲渡(じょうと)
意味:権利・財産、法律上の地位などを、他人にゆずりわたすこと。(出典:デジタル大辞泉)

引渡す(ひきわたす)
意味:手もとにある人や物を他人の手に移す。(出典:デジタル大辞泉)

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