息災とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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息災

「息災に過ごす」のように使う「息災」と言う言葉。

元々は仏教用語として使われていた言葉になります。

あまり使う機会もないので意味を知らない人も多いのではないでしょうか?

この記事では「息災」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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息災の意味

息災(そくさい)には次の二つの意味があります。

病気をしないで、元気なこと。また、そのさま
仏の力で災難を防ぎ止めること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味と使い方は下記の通りです。

息災の意味①「病気をしないで、元気なこと。また、そのさま。」

息災の一つ目の意味は「病気をしないで、元気なこと。また、そのさま。」です。

「息災で過ごす」と言うのはまさにこの意味にあたり、「病気をせず、元気で過ごす」と言う意味になります。

無病息災などの言葉も同じような意味になり、こちらはお守りなどによく書かれていたりもします。

使い方・例文

・私は、一同の前で喋ってみせ、五本の指が息災な右手を出して見せた。
(出典:ヴィドック/三宅一郎訳『ヴィドック回想録(1)』)


・無事息災で地球にいられる最大限度は二、三週間がせいぜいだったからだ。
(出典:フレドリック・ブラウン『発狂した宇宙』)


・ただし、幸福を自分でつくりあげようとする人が無病息災ならの話ですがね。 
(出典:カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』)


・イザベルは百十二歳まで息災だった曽祖母の教えを思い出した。
(出典:縞田理理『霧の日にはラノンが視える4』)


・この大晦日おおみそかで満七十歳になる母は息災な人で、お産以外は寝込んだことがない。
(出典:向田邦子『父の詫び状』)


・すなわち彼は凡庸なるがゆえに助かり、無事息災でおれたのであった。
(出典:バルザック/小西茂也訳『ゴリオ爺さん』)

息災の意味②「仏の力で災難を防ぎ止めること。」

息災の二つ目の意味は「仏の力で災難を防ぎ止めること。」です。

息災自体が元々仏教用語であり、仏の力で災難を退けると言う意味でした。

サンスクリット語でとどめるの意味を訳すと息になると言われており、災をとどめる(息)と言うことで災難を自分の元に訪れないようにとどめてくれるものだと考えられていたんですね。

使い方・例文

息災なる人も、目の前に大事の病者となりて、前後も知らず倒れ伏す
(出典:徒然草)
・いみじう易き息災の祈ななり
(出典:枕草子)

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